2021-05-12 第204回国会 衆議院 法務委員会 第20号
ところが、技能実習生たちはどんな扱いを受けているか。 配付資料の二を御覧いただきたいと思います。 これは信濃毎日新聞の「五色(いつついろ)のメビウス」という連載で、これは非常に綿密な調査に基づいて、四十回以上、連載で、県内のリアルな実態を報じております。 ごく一部ですけれども、初めのものは一月六日、見出しを見て、一番右側の黒いところにある「説明と異なる力仕事の日々」。
ところが、技能実習生たちはどんな扱いを受けているか。 配付資料の二を御覧いただきたいと思います。 これは信濃毎日新聞の「五色(いつついろ)のメビウス」という連載で、これは非常に綿密な調査に基づいて、四十回以上、連載で、県内のリアルな実態を報じております。 ごく一部ですけれども、初めのものは一月六日、見出しを見て、一番右側の黒いところにある「説明と異なる力仕事の日々」。
私の資料の一に、技能実習生たちの笑顔と私の宿題という文章を入れてあります。私が初めて、今から十四年前に、実習生たち、若い二十代前半の女性たち、中国人の実習生たちでした。本当に驚きました。日本で今まだこんな人権侵害があるのか、それにすごく驚き、恐れおののきました。
ですから、その技能実習生たちがマスクをつくるとルール違反になってしまうんです。ですから働かせられないという状態があります。 今、これだけの時期ですから、もちろんもともとの技能実習生の本来の制度というのはありますけれども、これだけマスクが足らない、そして、技能実習生は仕事がなくて、食うに食えない状態になっている。下手をすれば、そのままみんな、散り散りばらばらになってしまうかもしれません。
さらに、三月十日には、来日する外国人留学生や技能実習生たちがビザ申請時などに用いる在留資格認定証明書、この有効期限を従来の三か月間から六か月間に延長することなど、大臣が明らかにしました。 これらの措置の概要と目的、そして周知方法についてお聞かせください。
人身取引の被害者と言える元技能実習生たちは、一人もこの在留特別許可が出ていないようです。では、このような人権侵害を受けたこと以外にどの要素が必要なのでしょうか、お答えください。
私は、やはりもう一つ今日の報道を見てどうなのかなと思ったのは、やはりこれから外国人労働者が日本に入ってきて、より高い賃金を求めてこれまで技能実習生たちが年間七千人を超えて失踪したように、大都市に集中する傾向というのはこのままではなかなか食い止めることが難しいというふうに思うんです。
○松田委員 数々の問題が指摘されている技能実習制度についても、今後の対応だけでなく、今まで悪質ブローカーや受入れ企業側の問題によって自殺、失踪などに追い込まれた元技能実習生たちの救済も考えるべきではないかと思います。元技能実習生を支援する団体からも声を聞いております。彼ら、彼女らは、日本の技能実習制度が生み出した難民と言われるのではないかと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
私は、会派を代表して、ただいま議題となりました出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案について反対の立場から、強い怒りと技能実習生たちの深い悲しみを抱いて討論をいたします。 この問題は議論したら切りがない、幾らでも問題点は出てくる。これは衆議院法務委員会の与党筆頭理事の言葉です。議論をすればするほど問題が出てくる。
今、斉藤参考人がベトナムのお話されましたけれども、ベトナムで選抜をされて日本に来る技能実習生たちというのは、選抜をされて国元に帰って荷物をまとめて、例えばハノイだったらトレーニングセンターに来て、日本に来るまでに日本の習慣なんかを学んで、そこで日本語を三か月、約三か月、大体、学びますよね。
どういう思いでこの一人一人の逃げた技能実習生たちの思いを受け止めましたか。さらには、今年度もこういう聴き取り調査やっているでしょう。何人やっていますか。
○有田芳生君 莫大な、日本にやってきた技能実習生たちの思いが、苦悩が、中には自殺未遂をする方もいらっしゃったんだけれども、あるいは妊娠させられた人もいた、多くのセクハラで困った人たちもいた。その人たちの平成二十六年以降のこの調査結果、この委員会に出していただけませんか。
だけど、日本は、失踪する技能実習生たちもたくさんいたことが問題になっておりますけれども、ちゃんとした経営者だって当然いるわけで、ほかの国に働きに行った人たちの話を聞くと、例えば、食事のときだって同じテーブルで食事をすることができない、いじめられる、階級差別がある。
技能実習生たちが言ってくれますのは、私たちに保護をされて、権利主張ができて、やっと日本に来てよかったなというふうに思うというふうに言ってもらっているんですね。
様々な問題があって、こうした不正な収益を不正な手段で我が物にして、その犠牲が技能実習生たちに押し付けられていると。その認識に立たなければ、この問題を打開することなんて絶対にできないんですよね。 もう一方の、適正な監理業務というのは一体何なのか、不正ではないかという角度にちょっと話を移しますと、この櫻花協同組合もそうなんですけれども、全国に実習生を送るんだということで展開をしているわけですよ。
まさに、我が国と送り出し国との間の連携不足、我が国の送り出し国側の事情や送り出される技能実習生たち個々人の置かれている状況に対する無関心、無責任によって生み出された被害者というべきです。
それで、送り出し機関の方で、エスハイ社の方では、例えばどういうふうに技能実習生たちに日本で働くこと、また日本へ行くことへの意義というものを、先ほどおっしゃっておられましたように、一年間に百二十八、カリキュラムを受講していただいているということをおっしゃっておられましたけれども、どのように日本について伝えておられるんでしょうか、お聞かせください。
だけど、ベトナムの最低賃金が、さっき言いましたように、月に一万六千円、一万七千円の水準ですから、多くのベトナムの北部の農村地帯から日本にやってくる技能実習生たちは圧倒的にほとんど借金をして日本に来ているんですよね。 そこで法務省にお聞きをしたいんですが、上陸基準省令で保証金というものはどのように位置付けられておりますでしょうか、お答えください。
だから、その技能実習生たちが語れないということを含めて問題点があるんですけれども、今日は与えられた時間が少ないので次に行きます。 先ほど、中国の技能実習生よりも今ベトナム人が増えている。先ほどお示しになったように、今年の上半期でも、中国からの新規の入国者数は一万六千二百八十九人ですけれどもベトナム人は二万二百一人と。
そして、私たちが救済できているのは氷山の一角であり、泣き寝入りをせざるを得ない技能実習生たちが多くいることに心を寄せていただければと考えます。 国際社会も、外国人研修・技能実習制度における人権問題に強い関心と注意喚起を行ってきています。
だから、途上国ではまだまだ日本で一般的に発展している産業が根付いていないという部分もあって、無理やり途上国の技能実習生たちをそれに近いところの日本の企業で受け入れてもらっているという現状があるんですね。そうすると、期待したものと必ずしもマッチングできていない。だから、不平不満がたまって犯罪に走ったりいろんな問題を起こしているわけなんですよね。
○浜田和幸君 すぐできることの一つは、やっぱり技能実習生たちが送り込まれている農家であったり工場であったり作業場で、なかなか自由な時間がなくて、いろいろと鬱積、不満がたまっているという問題もあるんですよね。そういう人たちがいろいろと犯罪起こすというケースも多々報道されています。
総理、中国、韓国、アジアの人たちとの夢を見るということであれば、未来をつくるこういう若い技能実習生たちが、本当に日本で学んで、経験がその国との間の橋渡し、あるいは親善大使になるような可能性を持っている人たちが毎年二十万も三十万も来ているわけですから、そういう国際交流とか国際理解という観点で考えれば、この制度の推進役としては内閣、総理府に置くか、あるいは外務省が中心になって進めるべきだと思うんですけれども
そういう厳しい中で本国に仕送りをしたり、日本の生活に慣れて日本の技能を学びたいと思ってしっかりやっている、そういう人たちの是非集会に一度は顔を出していただいて、この技能実習生たちの生の声をお聞き届けいただいて、激励していただくような、そういうお考えはないでしょうか。 〔理事北川イッセイ君退席、委員長着席〕